ポリヴェーガル理論タッチセラピー・カウンセリングセッション
Transforming Touch®は、発達性トラウマ障害研究の第一人者、Steve Terrell博士によって開発された、タッチセラピーシステムです。神経生理学では、幼少の時にどのくらいタッチされたかによって、その人の生涯が決まると言います。このセラピーセッションでは自律神経を整え、グラウンディングを促し、健康的な対人関係、境界線と安心感を構築、自己治癒力を高めていきます。
ポリヴェーガル理論の基本を知る
対面セッション・遠隔(オンライン)セッション
対面セッションではクライアントはマッサージテーブルに仰向けになり、セラピストは手で身体に優しくタッチしていきます。オンラインの遠隔セッションではクライアントは楽な姿勢で座り、セラピストの言葉と双方の意思でエネルギー体に流れを起こし、不必要な概念、プログラミングを洗い流し、癒しを促していきます。この療法では発達性トラウマ障害、ストレス障害、原始反射障害に働きかけ、筋膜と結合組織内に蓄積したブロックの解消を図ります。お子さんから大人まで受けていただけます。
「相互調整」の構築
人との繋がりは社会的生物である人間の生活で不可欠な要素です。ズームでの遠隔セッションでも、セラピストとクライアント間のお互いの意思による繋がり、神経レベルでの交信が始まるのです。定期的に受けることで、自然治癒力とエネルギーを高め、ストレス、不安感や倦怠感などの症状が徐々に軽減、本来の能力を発揮することができるようになっていきます。
発達性トラウマ障害とは?
母親が受胎した瞬間から3歳まで、場合によっては成人になる前までに受けたトラウマのこと。意識に残っている場合と残っていない場合があります。家庭環境のトラブル、成長期に受けた空気汚染や毒物の害など、すべての人が必ずトラウマを経験しているのです。例え記憶になくても発達性トラウマは放っておくと体と神経の中にストレスとして残り、心身の健康と霊性の成長を妨げるのです。
こんな方にお勧めします
- 幼少時代のトラウマがあると感じる
- 人間関係、家族関係のトラブル
- 人とのコミュニケーションが苦手
- 子育てで悩んでいる
- 仕事のストレス
- 友達がなかなかできない
- 常に不安に感じる
- やりたいことがわからない、夢が持てない
- 夢に向かって突き進んでいくことができない
- 自分は価値にない人間だ、と感じる
- 飲酒、喫煙が辞められない
- よく眠れない、寝ても、休んだ感覚がない
- 腰痛、偏頭痛、リーキーガット(腸漏れ)症候群で苦しんでいる
カウンセリングセッションの流れ
①質問票への記入
施術の前に、質問表に記入していただきます。この情報に元づいて、まず20分ほどお話しを聞かせてください。
②メニューの提案
質問票の内容に基づいて、タッチ療法のメニューを考案させていただきます。実際のタッチ療法は40分くらい。
③本施術
リラックスして施術を受けてください。
セッションの最中は、本能に身を任せ、心境や身体の感覚をシェアしてくださっても、無言のままでも大丈夫です。
④カウンセリングのあと
水をたくさん飲んで、普通の生活にお戻りいただけますが、施術当日はリラックスして過ごし、アルコール飲料は控えてください。ときにボーっとするなど、デトックス症状が起こることもあり得ます。また、セッションを受けてから1〜2週間は心境や身体に変化を感じることもあるかもしれませんが、心配はありません。何か気になることがありましたら、ご連絡ください。
長期の効果を実感するためには、定期的に施術を受けることをお勧めします。
参考文献
「レジリエンスを育むーポリヴェーガル理論による発達性トラウマの治癒」
By Kathy L. Kain & Steve Terrell
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